2017年1月25日 (水)

テーマ229: 再開 宮内 丈 3年ぶりの書き込み

最近の原子力委員会・原子力規制庁の評判をまとめるところから、私の活動を開始します。 まずは、原子力委員会・原子力規制庁自身の評価から 1.原子力規制委員会の取組の年次報告 http://www.nsr.go.jp/nra/seisakujikkou/houkoku/index.html 2.原子力規制委員会の取組の概要 (対象期間:平成27年3月11日~平成28年3月10日)、https://drive.google.com/open?id=0Bx8Z2StFplyJTkhVV2VacVJQTW8...

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2013年12月31日 (火)

テーマ228:宮内Twitter発言まとめ(2011年5月5日〜2013年12月31日)

・2013年12月31日:ブログには久々の記載です。私は福島原発事故発生以来、片時も福島県民の苦しみを忘れた事はありません。原子力技術者の一人としての福島事故責任も忘れず、その責任の取り方として規制当局の能力不足を内部と外部から是正する取り組みも、忘れた事はありません。蟷螂の斧と呼ばれても良い。勝つか負けるか、それは自分が諦めるまで分からない。   ・その取り組みの一つでもありますが、私は技術者として責任を持って自分の意見を、特に規制当局の動きについての考え方を発信しています。その責任の軽重は発信形態によらず、ブログでもTwitterでも同じです。原発事故2年が経過し事態の進展が落ち着いた2013年春頃から次第にブログでは発信しなくなっていますが、その分Twitterでの発言を充実させています。   ・原発事故から3年を迎え、自分で過去のブログやTwitterでの発言を再検証することが...

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2013年3月10日 (日)

テーマ227:世界の原発(2):世界の原発動向(改訂:2013年3月10日)

今までの投稿。    テーマ191:世界の原発:欧米の原子力規制の調査報告書(5/21)/国会事故調の米国調査概要報告(5/16)/日本の規制への批判意見(学会誌記事+内閣府集計)を追加/米国では。(改訂:2012年5月21日)   ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…   ・2013年3月10日 NHK 原発 世界各地の今の動向は 東京電力福島第一原子力発電所の事故からまもなく2年です。
ドイツなどで脱原発への取り組みが続く一方で、エネルギー需要が高まっている中国などの新興国を中心に、今後、原発の新規建設が急増する見通しとなっています。  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130310/k10013084301000.html   ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥… ...

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2013年3月 3日 (日)

テーマ226:汚染水処理:福島第1原発 汚染水「背水」の処理 タンク増設もう限界(2013年3月3日)

   今までの汚染水との戦いに関する書き込みは以下の通りです。多核種除去設備(ALPS)(処理量 500 ton/day)が試験運転とはいえ稼動開始するので、良い機会と捉え今までの記録をまとめました。    地下水流入量が400 ton/day なので、貯蔵量処理は現状100 ton/day、貯蔵量は26 万tonなので、このままでは現在の貯蔵量を全て処理する為には、260,000 ton/100 ton/300 (日/年) = 8.6 年 ≒ 9 年かかります。処理水の海洋放出は漁民により反対されています。吸着剤の固化処理とその処分方法もきになるところ。    課題は諸々。さて、どうなるか。   ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…     ① テーマ124:原子力事故(21):復興へ(11) 高濃度汚染水(処理)/セシウム海洋流出、東電公表の...

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2013年1月19日 (土)

テーマ197:福島原発デコミ:福島原発の内部を無人で調査できる最新の無人軍事兵器の紹介(2013.1.19)(改訂:2013年1月19日)

  ・デコミ(Decommissioning, 廃炉、原発解体)の動きを追います。 <デブリや使用済燃料取り出しに関係するスレッドは以下の通り>   テーマ152:原子力事故(39):福島原発の現状と今後(1)/厳しい2012予算案/東電国有化へ/メルトダウン炉が「冷温停止」なんて日本語がめちゃくちゃだ。(12/14)/福島第1原発廃炉工程見通し公表!(10/28)/座り込み。福島の女性ら(10/28)/海外事故(チェルノブイリとスリーマイル島)原発視察団ヒアリング結果と田坂元内閣官房参与の講演(改訂:2012年5月22日)   テーマ201:福島原発の現状と今後(2):福島第一原発を特定原子力施設に、国が特別管理(11/9)/東電 4号機の耐震性1年ぶり再評価(8/31)/東電1F1,2,3,4廃止措置等ロードマップ改訂(8/15)/福島第一原発4号機 使用前燃料取り出し(7/18...

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テーマ224:放射線被ばく(内部被ばく、外部被ばく)と健康について、スレッドをまとめました。(2013年1月18日)

  ・放射能被ばく影響、慢性的なCsの摂取による内部被ばく預託線量の計算方法、ヨウ素甲状腺内部被ばく量についてまとめました。   ・実は右下の「カテゴリー」の中から「食と健康」を選んでも良いのですが、本スレッドにはタイトルが付いているので、こっちの方が分かりやすいかな。    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆   <1.ヨウ素による甲状腺内部被ばく>   テーマ210:原発事故初期段階の被ばく量評価:甲状腺検査はまず説明の徹底、その上で無駄でも検査を認めるべきです(8/28)/床次教授の甲状腺被ばく論文ではI-132考慮せずでも63mSvと評価(7/17)/国の被ばく評価は条件設定が甘く、不適切な部分もある。条件を適切にしても福島県民の健康には影響はないが、正しい評価をして差し上げるべきです。国は手間を省くな! (`Д´) (改訂:2012年9月...

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2013年1月15日 (火)

テーマ223:「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」を読んで東電の不作為を再びまとめました。(2013年1月14日)

・2013年1月14日:この本の価値が大きなところは、本文で感動させることにより多くの読者を呼び込んだ上で、「おわりに」(page 369-371)を読ませ、この事故を防ぐことのできる”最後のチャンス”は「二度」あったことを多くの読者に読ませたことにあります。つまり、この本は東電の2つの不作為を多くの方に伝えた書といえます。     ・2つ不作為とは  ①ひとつは、欧米同様にB5b相当の対策をとるべき状況にあった。 ②もうひとつは、津波を甘く見ないよういくつかの警告が自然自体及び地震研究者から出されていた。 ①及び②の状況であったのに、電源車の配備、防水対策等を十分にしてこなかったことです。     ・この東電の2つ不作為は、3つの事故調報告書(国会、政府、民間)、特に国会事故調報告書で繰り返し述べられた事項でもあります。      ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆...

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2013年1月13日 (日)

テーマ222:役人概観:行政に改善を求める方法 -宮内案-(2013年1月21日)

  行政の改善方法は簡単では有りませんが、宮内が行政に入って学んだことをまとめる中で、説明します。 (種々の検討は「関連情報」として、このスレッドの下に記載)   ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆   1. 役人のやっていること:役人の行為は常に手続き上"正しい"   1.1 役人は、①(委員会が原案を定めた)政策に基づき、②(委員会が原案を定めた)基準を守り、③(行政手続法等の法律に従い)手続きに従って、行政を執行します。   1.2 だから、役人が行うことは"法手続き上"正しい。この手続き中で、国民の声にも適切な配慮がされています。"手続き上"。例えば、福島県民の声とは、福島県から国に上京した一部の方の要望ではなく、福島県民が選挙で選んだ知事の要望であることを常に理解しています。   ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━...

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2012年12月22日 (土)

テーマ221:福島原発事故。初期の官邸資料。国内報告書。海外(国際機関や欧米)の報告書(2012年12月22日)

テーマ183:追悼3月11日:鎮魂(Repose of souls)。原発事故の経過、国内報告書、海外報告書、メディア/福島第一原発事故を踏まえた原子炉と使用済み燃料の安全に係るIAEA専門家会議(3/19-22)を追加(改訂:2012年4月14日) から抜粋し、再掲します。埋もれさせない為に。   Ⅰ.官邸資料   ①官邸FAX   平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震について 平成23年3月11日(22:35)現在 緊急災害対策本部   テーマ107:原子力事故(10):内閣官房参与の東工大有富教授は東電の不作為を証言しました(2/2)/東電版の事故調査報告書 TEPCO interim report(2011年12月2日)/事故に対する東電の「やむを得ない」多用の見解は不満。検証(2) 結果論にはせずに、何が起こって、どう使命を完遂したのかを問いたい。ベント事象・...

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テーマ220:福島事故の教訓と対応策:「幸運も、対応策に入れたのか?」。教訓を埋もれさせない為に:(2012年12月22日)

 福島事故で見過ごされている『幸運』。この幸運を把握していない事故対策は不十分です。現状の原子力規制委員会で検討されている防災対策では、この幸運を考慮しているでしょうか。運に頼らない堅固な原子力安全対策を講じなければなりません。   掲載元はここ↓ テーマ134:原子力事故(30) :-明日の俳句-言葉のジャブを受けて下さい。真ん中当たり:「原発ゼロ、規制委次第、再稼働、廃炉、エナジー、政府丸投げ」(9/16)/「手のひらで、踊る細野に、高笑い」(7/27)/「幸運も、対応策に入れたのか?」(7/21)/「足りぬのは、それをしたら?の想像力」(7/21)/再稼働、「私の責任」無責任(6/3)/雲間だが、確かに見えた我が願い(5/31)/NBO、火発無理やりフル稼働(5/9)/(改訂:2012年9月16日)     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆   ...

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2012年12月 3日 (月)

テーマ219:震災の印象的な動画をまとめました。ありがとう世界のみなさん。本当にありがとう。ご恩は絶対に忘れません。そして、国内でやられたことも忘れない。感謝と怒り。(2012年12月3日)

これも埋もれさせない。感謝と怒り。消さざるをえない動画もあるかもしれませんが、埋もれるよりましと考え、再掲しました。   テーマ104:原子力事故(8):復興へ(4)(世界からの支援。ありがとう世界のみなさん。本当にありがとう。ご恩は絶対に忘れません。)(改定:2011年4月27日)   1.震災の印象的な動画(1)  テーマ155:震災の印象的な動画(1) 震災編(改訂:2011年11月8日)   2.震災の印象的な動画(2)  テーマ156:震災の印象的な動画(2) 放射能汚染編(改訂:2011年11月4日)   3.震災の印象的な動画(3)  テーマ157:震災の印象的な動画(と音声)(3) 津波編 (改訂:2011年11月8日)   4.震災の印象的な動画(4)  テーマ158:震災の印象的な動画(4) 原子炉損傷編 (改訂:2011年11月9日)   5.震災の印象的な動画(5...

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テーマ218:東日本大震災:福島原発事故の経緯と初期の検証をまとめました。/8.緊急Fax報告を追加(2013.1.14)/①検証(新聞記事、原安委不作為、JNES解析、NRC電話会議、緊急Fax報告 1〜200)、②俳句、③顛末記、④事故調、⑤福島の今(改訂2013年1月14日)

埋もれさせない為に、再掲します(2012.12.22)。   1.検証(1):毎日新聞社 テーマ105:原子力事故(9):検証(1)(まずは毎日新聞記事をベースに。毎日新聞に感謝) 7月4日と7月25日掲載分を追加(改定:2011年8月4日)   2.検証(2):何が起こって、どう使命を完遂したのか テーマ107:原子力事故(10):検証(2) 何が起こって、どう使命を完遂したのかを問いたい。ベント事象・作業の実態、事故事象の真実、内閣府参与の指摘の取り扱い、精神的支援、津波研究、IAEAの最終report(6/18)。東電不作為の指摘は海外にも/東電版の事故調査報告書 TEPCO interim report(2011年12月2日)/事故に対する東電の「やむを得ない」多用の見解は不満。/内閣官房参与の東工大有富教授は東電の不作為を証言(2012/2/2)/(改定:2012年2月3日) ...

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2012年12月 2日 (日)

テーマ216:第三弾(続):動画サイト掲載。ICRP講演者から回答受領。17日午前のセッションで公けになるか(12月12日)/第三弾:仲間がIAEA・日本主催閣僚級の福島閣僚会議(12月17日)のSession3議長に被ばくデータを添えて手紙提出。国旗のところ(12/2)/第二弾:「事故直後からの放射能、被ばくなどに関するメディア、規制当局関係者、宮内の発言まとめ」を末尾に追記(11/15)/第一弾:2011年3月の記録:原発事故発生時〜2週間:日記、周辺線量当量、被ばく値(公開日:2012年12月2日)

(60以上あったTweet数は一度初期化されています)   テーマ213:福島の今4:飯舘村鴫原さん。「人の世話になって生かされている」鴫原さん。でも、3月17日の白い防護服は記憶違い(11/11)。/警戒区域 動物との 衝突事故相次ぐ(10/26)/両陛下、福島の除染現場を初視察(10/14)/国直轄除染:14年3月完了、遅れも…浪江など4町(10/2)/原発被害賠償 和解による早期救済が大切だ(10/1)/女たちの一票一揆。宮内は支持します。(9/29)/富岡町「5年間帰還できない」 警戒区域、町長が宣言(9/27)(改訂:2012年11月11日)から、関連情報として下記情報を掲載します。      □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□         「2011年3月原発事故発生:日記、周辺線量、被ばく値」の公開目的    このデータを用いれば...

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2012年11月16日 (金)

テーマ217:松浦祥次郎氏の代表選出はおかしい。/JANSI、日本版のWANO, INPO(改訂2012年11月16日)

日本版INPOが成立   ----------   ・2012年11月15日読売新聞 電力など123社「原子力安全推進協会(JANSI)」を設立電力会社や原子力発電所関連メーカーなど123社が15日、原発の安全対策を進める新組織「原子力安全推進協会」を設立した。 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121115-OYT1T01012.htm?from=ylist   ・宮内コメント:日本版INPO設立には賛成。松浦氏を代表にすることには反対。理由、ここの「・2011年3月30日:福島原発事故についての緊急提言」を参照。松浦祥次郎氏がでている。今の原子力規制委員会委員長の田中俊一氏の名前もある。   私には、この提言は、後で検証段階に入ったときの「言い訳」用・免罪符用であり、また本件に関し何かの参加したという自己満足のにおいがします。彼らの...

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2012年10月31日 (水)

テーマ215:防災:北海道、原子力防災計画を改正(2013.1.13)/17原発で拡散予測訂正。私は原子力規制委員会田中委員長の危機管理に問題があると思う。原子力規制庁の職員の意欲が低下しなければ良いが。(12/13)/絶対訂正があってはならない不退転の決意であって欲しい。規制庁ではなく、規制委員会の。(11/27)/原発放射能拡散予測、また誤りの恐れ(11/23)/基盤機構、拡散予測を業界丸投げ(11/21)/誰が、拡散予測をしたのか?(改訂:2013年1月13日)

  ・2012年10月30日 共同通信社 拡散予測の訂正で報告を指示 入力ミスのJNESに:原子力規制委員会が原発事故の際の放射性物質の拡散予測で誤ったデータを公表した問題で、規制委事務局の原子力規制庁は30日、拡散予測を作成した独立行政法人「原子力安全基盤機構(JNES)」に、原因究明と再発防止策を2週間以内に報告するよう指示した。拡散予測は、規制庁から発注を受けたJNESが、電力会社から各原発での風向きや風速など気象データの提供を受け、予測プログラムで試算する際に間違ってデータ入力した。間違いが発覚したのは、気象データを提供した北陸電力の指摘がきっかけだった。 規制庁の森本英香次長は30日の記者会見で「自治体、関係者に重ねておわびしたい」とあらためて陳謝。新潟県の泉田裕彦知事が29日午後に規制委を訪れた際、訂正への言及がなかったとして対応を批判したことについては「確認作業の途上で確定...

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2012年9月 6日 (木)

テーマ38:世界の原子力界の動き(1):イランと北朝鮮の核疑惑のまとめ/イラン:ウラン分離機1万8000台を設置(2013.8.19)/イラン 高性能遠心分離機3000基製造(2013.3.4)/イラン:新たに原発16基新設計画(2013.2.23)/ イランに高性能遠心分離機「IR-2m」確認(2013.2.22)/ブシェール原発停止の議論提起。NYTIMES(2013.1.2)/北朝鮮では2016年末までにMax核兵器48個分のU, Pu保有可能性(8/17) を各々指摘(改訂:2013年3月4日)

イランと北朝鮮の核疑惑の情報をまとめました。     1.イラン編   (see テーマ52) (see テーマ89)   1.1 概要   ・2002年8月:反体制派の暴露により、ナタンツ及びアラクにおける大規模原子力施設の秘密裏の建設が発覚。 →IAEA査察に対するイランの協力が十分に得られず。   ・2006年7月:国連安保理は、安保理決議第1696号を採択(IAEAが求めるU濃縮活動の停止などをイランに要求)→イランはU濃縮活動を継続。        ・2006年12月:国連安保理決議第1737号が全会一致で採択(イランのU濃縮関連活動の全面停止が義務化、同国に対する核・ミサイル関連技術/資材の供給禁止、同国の核・ミサイル活動に関与する個人及び団体の資産凍結等)   ・2010年3月:米国はイランの原子力平和利用を認める発言(ブシェール原発の稼動容認に転換)。ロシアは見...

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2012年9月 1日 (土)

テーマ214:瓦礫問題について:変な人が多すぎ。(改訂:2012年9月1日)

いままで、瓦礫問題について記載してきませんでした。福島県民の苦悩ではないと思っていたからです。最近、YoutubeやTwitter等でいろいろ心配されている方が多いと分かりましたので、ここに事実をまとめて記載する事とします。     1. 代表的な意見(瓦礫受け入れを心配する方々)     1.1 市川定夫氏;埼玉大学名誉教授(放射線遺伝学)   (1) 主張   ・天然放射能と人工放射能は違う    (2) 宮内コメント   ① 「K40は蓄積せずCs137は蓄積する」は化学的、生物学的におかしい。   ② 講義内容にサイエンスが無い。批判は結構だが、正しく批判することが重要。   (3) 評価   ・主張は間違い。ご自分の研究の範囲でご主張するのが良いと思います。専門外を不用意に発言されると、晩節を汚す事になります。   ----------   1.2 武田邦彦氏   (1...

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2012年8月20日 (月)

テーマ213:福島の今4:FALLOUT OF FEAR 原発避難民の苦しみ(2013.1.16) /Looking back over a year of Fukushima reporting(2013.1.6)/今なお苦しむ福島県民の声。福島閣僚会議の地元説明会で、福島県民が訴える。(12/14)/福島 終わらぬ除染 線量が再び上昇(11/20)/飯舘村か浪江町の住民約120人に10mSv以上の被ばく者。(改訂:2013年1月16日)

今までの福島県民関連の記事はここ   テーマ187:福島の今3:福島県民の声を聞いて下さい。シリーズで。。(8/11)/中間貯蔵施設誘致を要望へ 大熊町の住民団体(6/22)/一時帰宅で自殺か。南相馬(6/12)、浪江町。(5/28)/福島の汚泥3万2000トン余り未処理(5/16)/原発所在市町村協議会定例総会での大臣不適切対応(5/11)/避難生活で自殺、東電提訴へ(5/9)/未来を拓く(5/2)/内部被ばくへの過剰反応/警戒区域と避難指示区域の概念図(平成24年4月1日現在)/新たな基準、新たな生活へ。福島。(改訂:2012年8月11日)の続きです。   テーマ189:福島の今2:浪江長民、大熊長民の叫び/双葉町長「人間扱いとは、こういうこと」と評価(2012年4月6日)/国会事故調は東電と規制当局の責任者を厳しく追及/3月11日福島県民大集会 怒りと落涙 飯館村の管野哲さんと浪江町...

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2012年8月19日 (日)

テーマ144:原子力村研究(2)天下りと原子力マネー:原発給付金事業、22年間独占 経産省OB天下り法人(2013.1.3)/原発オフサイトセンター支援業務 電力系列社が全て受注(11/25)/原発業界、審議18委員に1.4億円寄付 オンブズ調査(8/19)/電源喪失対策の不要理由「作文を」安全委が要請+隠蔽(6/4)/天下り。今明確にし、是正しなければ、原子力の将来はありません。(改訂2013年1月3日)

(調整中に、初回作成日が変わり、Twitterのカウント10がゼロになりました)    ・現在の原発に関する天下りの状況は以下の通りです。 出典:http://paper.li/Jo4nito/1309732755   ① 東京電力 ◆ 白川進・代表取締役副社長(2010年6月退任、引き続き顧問。元通産省資源エネルギー庁公益事業部長、同省基礎産業局長)、年俸推定4000万円  ・資源エネルギー庁公益事業部長、同庁次長、基礎産業局長を経て、1999年に東電顧問に天下った。 ・取締役に就任した通産省出身の白川進氏(56)に、現場の営業部隊を率いる東京西支店長を委嘱。1年後の2000年に取締役となり、2005年6月には副社長に昇格。     ② 東北電力 ◆ 佐々木恭之助・取締役(2009年6月退任、元通産省中小企業小規模企業部参事官) ・1968年に通産省に入り、中小企業庁小規模企業部参事...

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2012年8月14日 (火)

テーマ212:安全対策(2):原発の再稼働、来年以降に 安全審査の年内終了困難か(2013.3.3)/規制委が新安全基準骨子案 対策100億円単位。再度言う。欧米で実施していたテロ対策を日本でも進めていれば、福島原発事故はこんなに酷くなかった。(2013.1.21)/原発炉上部貯蔵のSF、空冷式金属容器での保管要請へ(10/10)/EU、原発安全策に最大2兆円超必要 最終結果と独紙(10/1)/ベルギー 原子炉にひびの可能性(改訂:2013年3月3日)

(テーマ174からの続き)   ・テーマ174:安全対策(1):志賀の断層、再調査(7/19)/ピッツバーグ大学のシンポジウム(TMI, チェルノ, 福島)/もんじゅ、美浜、高浜で破砕帯調査へ(7/3)/関電、東電は東北電のように大型非発4000KVA×原子炉数を高台に設置せよ(2012年4月6日)/大飯原発、再稼働へ緊急対策13項目/非常用のバッテリーを長時間もつよう強化する対策は検討中(3/11)/原発周辺で津波最大21メートル(2/9)/女川原発3基では空冷非発4000KVA×3台@52m高台(改訂:2012年7月19日)    ----------------------------------------------------   2012年8月14日NHK_NEWS_WEB ベルギー 原子炉にひびの可能性 電力供給の半分以上を原子力に依存しているベルギーで、原子力発電所の...

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2012年7月26日 (木)

テーマ211:原子力規制庁:原子力規制委:19日に発足 原子力規制委員長の会見内容(9/19)/平成25年度原子力規制委員会概算要求(9/9)/原子力規制委人事申し入れ(8/20)/安全文化が鍵!三つの国会事故調の意見は共通で「安全文化の欠如が事故原因であり、過酷事故は防げた」でした。三事故調委員長の意見と安全文化の説明を記載しました。(7/30)/原子力規制委人事「番人」にふさわしいのか(7/27)(改訂:2012年9月19日)

  ・2012年7月26日 NHK_NEWS_WEB 原子力規制委 人事案を提示 政府は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、原子力の安全規制を一元的に担う「原子力規制委員会」を、ことし9月上旬に発足させる方針で、藤村官房長官が、26日、衆参両院の議院運営委員長らが出席する合同代表者会議で人事案を提示しました。
それによりますと、委員長には原子炉工学が専門で原子力委員会委員長代理や日本原子力学会の会長などを務めた田中俊一氏を当てるとしています。
また、委員には元国連大使で国会の原発事故調査委員会の委員を務めた大島賢三氏、地震予知連絡会会長の島崎邦彦氏、日本アイソトープ協会の中村佳代子氏、日本原子力研究開発機構の更田豊志氏の4人を起用するとしています。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120726/k10013881041000.html   ...

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2012年7月21日 (土)

テーマ134:原子力事故(30) :-明日の俳句-言葉のジャブを受けて下さい。真ん中当たり:「原発ゼロ、規制委次第、再稼働、廃炉、エナジー、政府丸投げ」(9/16)/「手のひらで、踊る細野に、高笑い」(7/27)/「幸運も、対応策に入れたのか?」(7/21)/「足りぬのは、それをしたら?の想像力」(7/21)/再稼働、「私の責任」無責任(6/3)/雲間だが、確かに見えた我が願い(5/31)/NBO、火発無理やりフル稼働(5/9)/(改訂:2012年9月16日)

このブログの作者「宮内丈」の名前の部分は、「矢吹丈」から頂いています。     -My name, Joe, stand for Tomorrow's Joe. -I go up enough to burn my soul into bright red. And after leaving only the white ashes, do not rest anything burnt. ...Just the white ash. (ほんの一瞬にせよ眩しいほどに真っ赤に燃え上がるんだ。そして後には真っ白な灰だけが残る。燃えかすなんか残りやしない…真っ白な灰だけだ)". (宮内丈のプロフィールより)     矢吹丈が少年院に入ったとき、丹下段平から、汚い字で書いたはがきが届きます。         明日のために(その1) ージャブー     攻撃の突破口を開くため あるい...

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2012年7月10日 (火)

テーマ210:原発事故初期段階の被ばく量評価:小児甲状腺最大30mSvは納得値(2013.1.28))/東海村民の被ばく推定量(byJAEA)から推算/甲状腺検査はまず説明の徹底、その上で無駄でも検査を認めるべきです(8/28)/床次教授の甲状腺被ばく論文ではI-132考慮せずでも63mSvと評価(7/17)/国の被ばく評価は条件設定が甘く、不適切な部分もある。条件を適切にしても福島県民の健康には影響はないが、正しい評価をして差し上げるべきです。国は手間を省くな!(`Д´) (改訂:2013年1月28日)

今の原発事故初期段階の被ばく量評価は、下記2つの課題があります。   その1:小児甲状腺被ばく(内部被ばく)が適切に評価されていない その2:外部被ばくが適切に評価されていない。     (`Д´) (`Д´) (`Д´)     1.小児甲状腺被ばく(内部被ばく)が適切に評価されていない。   1.1 原因   その1:検出下限値 0.1μSv/h の妥当性評価が甘い   ① 3月末の小児甲状腺内部被ばくの評価が、NaIシンチレーションカウンターを用いたスクリ—ニングだけしか実施していない。スクリーニングの行為は適切であるが、その後WBC測定などによるフォローアップがなかった。   ② スクリーニングでは、場所の汚染なのか、空気汚染なのか、個人の衣服の汚染なのか分からないが、その場所のバックグランドが測定する人により放射線測定値は変動していた。   ③ そのため、スクリーニング結果が大き...

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2012年7月 8日 (日)

テーマ209:メディアの情報伝達とは:東電テレビ会議映像、危機感欠如あらわ 保安院・圧力上昇「公表を控えて」 東電本店・海水注入「もったいない」(8/19)/東電テレビ会議"模擬"映像(8/18)/福島第1原発:吉田前所長「撤退と言ってない」(8/11)/東電テレビ会議映像~全ての人に公開(by OurPlanetTV) (8/10)/メディアは330μSv/hをその日伝えただけで、重要性を判断できなかった。文科省同様フォローが不十分だった。(7/16)/TVメディアの失態(改訂:2012年8月22日)

----------    ・インフォームド・コンセント型の報道を
~原発事故 責任果たさなかったテレビ 伊藤 守/早稲田大学教育・総合科学学術院教授:この未曽有の大災害は、地震、津波、防災にかかわる諸科学や各種の業界、原子炉工学など原子力科学とそれに関連する産業界全体にとどまらず、放射線医学や海洋学や建築学や社会科学など、日本の学術全体に反省と自己検証を迫るものだ。メディア産業や通信業界そしてメディア研究、社会情報学の分野もその例外ではありえない。厳しい評価にはもちろん理由がある。①政府発表をそのまま無批判的に伝えるだけのテレビ(やマスコミ)の報道②政府の「ただちに健康に影響を及ぼすことはない」との空虚な発表を追認することに終始し、 http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/society_120702.htm   ----------   ...

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2012年6月25日 (月)

テーマ208:新しい原子力政策:USDOE_日本は原子力再開すべき(10/17)/大間原発 「原発ゼロ」と矛盾する(10/4)/米、プルトニウム保有最少化要求 原子力協定の「前提崩れる」(10/3)/IAEA:日本の「原発ゼロ政策」、理解得られず(9/22)/原発ゼロ「変更余地残せ」 閣議決定回避 米が要求(9/22)/“2030年代原発ゼロ” 新政策決定(9/14)/原発ゼロを性急に選んでいいのか(8/31)/改訂2012年10月18日)

  ・2012年6月30日 毎日新聞 エネ・環境会議:核燃処理方法、国が判断...国民聴取せず 政府は29日、エネルギー・環境会議を開き、新たな中長期のエネルギーと地球温暖 化対策に関する三つの選択肢を決めた。2030年の総発電量に占める原発の比率は (1)0%(脱原発)(2)15%(依存度低減)(3)20~25%(一定程度維持) --で国民の意見を踏まえて政府が8月にも決める。一方、使用済み核燃料の処理方法 は(1)では再処理せずに地中に埋設する「直接処分」としたが、(2)と(3)では 国民が選択できる処理方法を示さず、政府が判断するとした。 http://mainichi.jp/graph/2012/06/30/20120630k0000m010062000c/001.html   ----------    議事次第 電力需給に関する検討会合(第7回)・エネルギー・環境会議(第10...

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2012年6月18日 (月)

テーマ207:新たな事実(2):福島原発事故:爆発前に敷地外最高線量 昨年3月12日(9/22)/2号炉炉圧下げるたび 放射性物質外に(7/24)/保安院と文科省の幹部が、福島で謝罪行脚。米提供の汚染地図放置の件で。双葉町長は「関係者は全員処分すべき」(7/2)/米国発表と同時期の3月16日、新聞各社は福島原発北西20kmに高線量地域があることを公表していました。(6/23)/米の放射線実測図、政府が放置 原発事故避難に生かさず(6/18):(改訂:2012年9月22日)

テーマ180: 新たな事実:SPEEDIで実測も非公表+SEOの話題再び。国会事故調よ、テーマ137を是非読んでほしい。(6/11)/東電、”電源喪失”を認識も対策を検討せず(5/16)/福島、SPEEDIデータ削除(4/21)/原安委の続投は職場放棄未遂/官邸のテレビ会議未接続/保安院:防災強化に反対…06年、安全委に再三文書(3/15)/原災本部の議事録。当日にメルトダウンの可能性認識(3/10)/3.11あの日から一年 国の対応は半年遅い!/福島原発事故当初、現対副本の話(改訂:2012年6月17日) からの続きです。便利なので始めの記事を重複させました。   ----------------------------------------------------------------   ・2012年6月11日 NHK_NEWS_WEB SPEEDIで実測も非公表 文部科学...

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2012年6月 6日 (水)

テーマ206 東電事故調の報告書:最終報告書(6/20)/2号機、損傷箇所特定できず/「発表時期や内容に制約」と批判/“大津波は想定できず”/“不手際の指摘”に弁明 (改訂:2012年6月21日)

  東電の中間報告書はここ↓です。  4.に記載しています。記載場所はテーマ183です。   検証メンバーは以下の通り。  東電役員が作成し、それを社外の人が検証します。   ----------------------------------------   ・2012年6月5日NHK_NEWS_WEB 東電“不手際の指摘”に弁明  東京電力はみずから行っている福島第一原子力発電所の事故調査報告をほぼまとめました。この中で、1号機や3号機の事故直後の対応について、政府の事故調査・検証委員会から不手際を指摘されたのに対して、「対応するのは現実的に困難だった」などと弁明していることが分かりました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120605/k10015624101000.html   ・宮内コメント:事故後の東電の対応については、宮内はよくやっ...

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2012年6月 4日 (月)

テーマ205:福島原発事故の顛末記(3):菅元首相の孤独な暴走/永田町政治部記者も国会事故調見解を支持(6/15)(改訂:2012年6月19日))

テーマ180、テーマ190から、再掲です。     宮内の妄想ですが、真実味はあります。ご意見、コメントはmiyauchijoe@gmail.comへ      +-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=                  <原発事故における菅元首相の孤独な暴走の顛末記>     ①地震と津波で様々なトラブルが発生して情報が隔絶され、               ⬇   ②そのトラブルについての保安院の働きが悪く情報隔絶が改善されず、               ⬇    ③首相近傍に配置された保安院代表(寺坂院長)の専門知識が足りなく、               ⬇    ④原子力安全委員会委員長の「原発は爆発しない」発言後原発が水素爆発し信用を失い、             ...

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テーマ204:福島原発事故の顛末記(2):子供への年間被ばく量を実質20mSv許容し、撤回した件。/文科省は、報告書案で子どもの放射線量目安の不手際を認めました。(改訂:2012年6月13日))

「テーマ190:国会事故調:20mSv問題顛末記」から再掲     宮内の妄想ですが、真実味はあります。ご意見、コメントはmiyauchijoe@gmail.comへ      +-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=                 <文部科学省が20mSv/年の被ばくを実質許容した問題の顛末記>      ① 佐藤知事は、「福島県内が汚染し、子供の被ばく量によっては避難が必要だ」と考え、その一方で「被ばく量が許容できる子供については避難をせず、就業継続が望ましい」と考えた。                          ⬇    ② 佐藤知事は、「合理的な被ばく許容基準でありながら、出来るだけ高い値を子供の被ばく許容量として文部科学省に設定してもらおう」と考えた。        ...

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テーマ203:福島原発事故の顛末記(1):役人と原子力専門家の不作為・不適切行動

「テーマ132:原子力事故(29) 3月の甲状腺被曝量の推定」から再掲     宮内の妄想ですが、真実味はあります。ご意見、コメントはmiyauchijoe@gmail.comへ      +-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=+-*/=         ・2011年8月10日:宮内コメント:何故このような理不尽な状況が生まれるのか。(役人と原子力専門家の不作為・不適切行動)        その分野で知識と実績をもつ方々が、国(内閣府、原子力安全委員会、経済産業省、文部科学省等)の専門家として招かれます。彼らは颯爽として行政の中に入り活動します。そして、知識とは別の要因、すなわち次の事実に気がつき愕然とします。      ①彼らの発言の一つ一つが直接行政に反映されます。机上の議論ではなく、決めたことは...

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2012年5月24日 (木)

テーマ201:福島原発の現状と今後(2):福島第一原発を特定原子力施設に、国が特別管理(11/9)/東電 4号機の耐震性1年ぶり再評価(8/31)/東電1F1,2,3,4廃止措置等ロードマップ改訂(8/15)/福島第一原発4号機 使用前燃料取り出し(7/18)/事故後の中長期計画(資料:東電、原安委)/放射能放出量は90万TBq (改訂:2012年11月9日)

テーマ152:原子力事故(39):福島原発の現状と今後(1)からの続きです。   ・放射能放出量については、テーマ143:原子力事故(37)にも記載しています。   ・2012年5月23日 読売新聞  原発事故の放射性物質、保安院試算の1・6倍 東京電力は、福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の放出量(ヨウ素換算)について、経済産業省原子力安全・保安院が2月に公表した最新試算値の1・6倍にあたる76万テラ・ベクレル(テラは1兆)に上るとの推計を初めてまとめた。 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120522-OYT1T01713.htm?from=tw   ・2012年5月24日 NHK_NEWS_WEB 東電 90京ベクレル放出の試算: 東京電力福島第一原子力発電所から外部に放出された放射性物質の量について、東京電力は、これまで原子...

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2012年5月22日 (火)

テーマ200:福島県民の国、原子力専門家への信頼を取り戻す為に:①町民の被ばくを『なかったこと』にしたくなかった」、②「手間暇をかけて一人一人と対話し、住民に寄り添うこと」。①と②同感!(6/15)/「絆はどこへ?」。被ばく過剰恐怖症に陥った住民が、冷静に被ばく影響について自ら判断できる様に、政府・専門家は丁寧に情報を提供せよ!/NYTimes紙による国の不適切対応の事実に基づく適切な記事。/チェルノブイリの被ばくの国際評価(甲状腺、外部)(改訂:2012年6月15日))

以下は、仲間SEOからの手紙の抜粋です。宮内はこの意見に同意しますので、それを掲載します。加筆し、体裁は少し工夫しました(2012.5.22)。   -----------------------------------------------------   1.福島県民が国、原子力専門家を信頼していない原因    原因1  福島事故初期段階で支配的な核種であったヨウ素131による外部被ばくと内部被ばくの実測データの取得に失敗した。    原因2  国は7月/Eまでヨウ素被ばくの事実を積極的に公開せず、県民にヨウ素被ばくは無いと勘違いをさせるような不適切な発表をし続けた。ここに記載しています。    原因3  不適切な発言をする原子力専門家を、事故初期段階に福島県民の説明会に招聘した。当該者は今も県民の被ばく評価をしている。ここの3. に記載しています。    原因4  Cs...

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2012年5月17日 (木)

テーマ190:国会事故調(終了):報告書ダイジェスト版読みました。素晴らしい。全てに同意します!(7月5日14:40)/「日本は偉い人ほど愚か」/「福島県知事は加害者でもある」/菅氏の想い「保安院幹部の能力」と「原子力村解体」/東電の全面撤退は恐らく政治家の勘違い/国会事故調の論点は適切/松永元経産事務次官の無責任対応/勝俣会長の保安院批判等/原安委:班目、保安院:広瀬/寺坂/深野、東電:武黒/武藤、各氏への厳しい指摘。/浪江町民、大熊町民の叫び/保安院長の傲慢・視野狭窄姿勢(改訂:2012年8月5日)

テーマ176:国会事故調第5回委員会。久々に気持ちいいショックをうけました(2/27)。/原子力規制庁長官、幹部の人事は是非公募にして下さい。 無名の人ではダメですか?宮内友人、手を挙げます。国際級エンジニアリング会社出身。原子力の複数の国家資格取得。20年間超の原子力技術者実績と6年間超の規制当局での検査官実績。福島原発事故対応・・福島県放射線モニタリング、OFC、EOC、ERCで活動。I'm ready ! (2/21)/なんとなく、分かっていたけど悲しすぎ(改訂:2012年   からの続きです。    国会事故調(国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会)での重要参考人への追求状況です。  重要参考人とは、今回の原発事故の発生と事故対応に深く関係する原子力安全委員会、原子力安全・保安院、東京電力の実質的統括者です。    まとめて掲載します。この画像は、長期間にわたり、このアド...

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2012年5月16日 (水)

Theme 199:Activity of National Diet of Japan/FromNo.6(March 14, 2012) to No.13 (May 16, 2012)-(改訂:2012年5月16日 )

This is up-to-date information of Japan. We want to know the fact of the NPP disaster. We are struggling to make a better new Nuclear Regulatory Agency. The report will be issued on June. They have only one month.   National Diet of Japan Fukushima Nuclear Accident Independent Investigation Commission (NAIIC) http://naiic.jp, http://naiic.jp/en                                              ...

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2012年5月13日 (日)

テーマ182:原子力委こそ反省を 国会事故調委員が批判(7/20)/国会事故調殿。近藤駿介氏がシビアアクシデント対策とテロ対策の国の責任者なら、彼にも福島事故の責任があります。(7/2)/古賀茂明氏の意見(5/13)/西田昌司参議院議員の正確な意見(5/12)/IAEA天野事務局長の考え(3/11)/菅元首相の考え(改訂:2012年7月20日)

・2012年3月10日 毎日新聞 福島第1原発:菅前首相「見えない敵との戦争だった」:米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」(電子版)は9日までに、菅直人前首相の寄稿を掲載した。菅氏は「見えない敵との戦争だった」と東京電力福島第1原発事故を振り返り、原発は技術力で安全に運転できると考えてきた姿勢を事故後変えた経緯を説明。日本は原子力にも化石燃料にも依存しないモデル国家になるべきだと訴えた。菅氏は「戦争」と例えたことに関連し「最悪の場合、日本に深刻な損害をもたらすとともに、近隣国に大変な迷惑をかけるところだった」と説明した。(ニューヨーク共同) http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120311k0000m010007000c.html   ・宮内コメント(2012年3月10日)3つ: (1)菅元首相は、原子力安全と高レベル廃棄物を検討する新たな国...

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2012年5月11日 (金)

テーマ198:原子力規制庁発足へ:原子力規制委が8月にも発足。人事が不明(6/20)/No returnの仕組みok!。さて、優秀な人が来るように給与を上げ、主要ポストは是非公募に(6/7)/国会事故調の提言を反映したものであって欲しい。(6/5)/この日を迎え宮内の1年間のtwitter発信集をまとめて掲載しました。新たな誓い。国会事故調に協力し戦う。(改訂:2012年6月20日)

テーマ114からの続き  ・2012年5月11日 時事通信社原子力規制「3条委」設置へ=自公案丸のみ-政府・民主:政府・民主党は11日、原子力の安全行政を所管する新たな組織について、国家行政組織法第3条に基づく原子力規制委員会の設置を柱とする自民、公明両党案を全面的に受け入れる方向で調整に入った。新組織の実現を急ぎ、関西電力大飯原発の再稼働につなげる狙いがある。  政府提出の規制庁設置法案は、経済産業省の原子力安全・保安院と内閣府の原子力安全委員会を統合し、新たに原子力規制庁を環境省の外局とするとしている。一方、自公両党の対案は、公正取引委員会などと同様に独立性の高い「3条委員会」を設置する内容。規制庁は規制委の事務局との位置付けだ。http://jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012051100444     ・宮内コメント:たまたまですが、宮内の望む方向に...

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テーマ202:福島第一原発からの冷却水(=高濃度汚染水)漏洩:(改訂:2012年5月11日)

  ・これから、調べていきます。デブリ冷却喪失の観点と環境汚染の観点で、この漏洩を心配している方が沢山いるようです。   漏洩はこのように(2号機での漏洩イメージ)。   出典:http://portirland.blogspot.jp/2012/02/216sv.html   漏洩はどれほどか、他の号炉を含め調査していきたいと思います。   (2012年5月11日)   テーマ226へ ---------------------------------------- ...

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2012年5月10日 (木)

テーマ195:使用済み燃料:武田邦彦氏も虚言へ(7/2)/東京電力福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置の計画及び現状。真ん中当たり(6/8)/東大高田教授は4号炉プール健全性解析は信頼できると発言。細野大臣は健全性を現場確認。小出裕章氏は世界中の人の不安を煽る思い込み虚言をやめよ。(5/26)/小出氏のNY講演で「4号炉SFプールは傾いていることが分かっている」の発言。小出氏は証拠を示せるかな?できなきゃ”虚言”です。真ん中当たり。(5/10)(改訂:2012年8月16日)

  ・2012年5月3日宮内コメント:使用済燃料貯蔵のまとめです。   -----   1. 基本情報   テーマ14:核燃料サイクル(5):プルトニウム:英国が地下に廃棄する計画中(2011年12月2日)/Pu情報基本3(国内外の使用済燃料の貯蔵量)(改訂:2011年12月2日)   平成21年度原子力白書(平成22年3月作成。平成24年5月現在で一番新しい)の使用済み燃料記載部分(抜粋)   ・BWRとPWRの燃料集合体の比較(「原子力・エネルギー図面集」2012年版)   -----   2. 東電福島第一原発4号機の健全性   ・世界中で問題になっています。原子力推進派はこの件(世界の関心が高いこと)について過小評価しているように見えます。   (1)東電の見解     ① 日本語版:ここ(本文)とここ(添付資料) ② 英語版 :ここ(本文)とここ(Att...

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2012年5月 6日 (日)

テーマ196:原発稼働ゼロ:一筆啓上。国会事故調と内外の新聞(Twitter)に勝手に投稿しました。(改訂:2012年5月6日)

国会事故調、国内外の主要新聞に投稿しました。どうせ誰も読まないと思いますが、かまいはしません。この1年間のことを思えば、何ほどのことはありません。書かずにはいられないから書く。それだけで良いと思っています。                                           2012年5月6日 一筆啓上                                         宮内 丈                     E-mail: miyauchijoe@gmail.com                Blog: http://epcon.cocolog-nifty.com/blog/    – 今、な...

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2012年4月17日 (火)

テーマ194:福島事故化学論文:福島県内の①Cs汚染状況(6/4)と②Pu汚染(4/17)(改訂:2012年6月4日)

・2012年4月17日宮内:上記論文を入手したので、掲載します。   https://docs.google.com/file/d/0B0zIYFxx8JVTdG9oYzUzblBreUk/edit http://www.nature.com/srep/2012/120308/srep00304/full/srep00304.html   ・宮内コメント:要旨を読むと、α核種で猛毒として知られているPu239よりも、β核種で余り知られていないPu241に注目し、Pu241のβ線とこの娘核種であるAm241のγ線による被ばくに注意すべきとしています。   ・Pu241+Am241よりCs-134,137の影響が遥かに強いので、所謂Puによる汚染や被ばくは考慮する必要はないとなります。研究としては面白いが、結論は今までと変わらず、Pu大汚染は無いということになります。   ----...

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«テーマ193:核テロ:UN: Nuclear terrorism threat hasn't diminished(10/1)/大飯原発抗議活動の映像へのコメント(9/23)/“大量破壊兵器拡散阻止”の訓練(6/17)/北朝鮮と原発危機(改訂2012年10月1日)

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